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三井のリパーク聖護院円頓美町駐車場が一時閉鎖されます

来る8月3日から5日まで、
当院近隣の

三井のリパーク聖護院円頓美町駐車場

が機器メンテナンスのため一時閉鎖されると連絡がありました。
お車で来院される方はご注意ください。

「その消毒、ホントに有効?」消毒について(新型コロナ感染対策その3)

スーパーなどの入り口に手指の消毒用としてポンプに入った液体が置いてありますが、
ラベルなしで成分不明のこともあったりします。

そんな時、本当に抗ウイルス効果のある液体が入っているのか
職業柄ついつい疑ってしまいます。

未だに正規品の70%エタノール(アルコール)は、クリニックでも入手困難です。
新型コロナ流行以前には、注文したら翌日配達されていましたが
今では1ヶ月待ちで1回の注文で500mlだけ、など制限がかかるようになりました。

湯水のようにアルコールをどんどん消費できる店があるとは到底思えません。


手指の消毒用に
塩化ベンザルコニウムをおいている施設もあります。

塩化ベンザルコニウムは「逆性石けん」ともよばれ、
手洗いや物品の消毒に使われます。

有機物で効果が弱くなる、
つまり手の汚れを洗い流してからでないと
効果不十分になるので、
スプレーで使用するのには向いていません。


消毒液の効果を判断するのに役立つ豆知識をひとつ。

商品のラベルに、小さい文字で成分が書いてありますが、
この成分の順番は、
薬事法により、たくさん含まれる順に書くよう決められています。

70%エタノールなら、
当然、エタノールが一番先に書いてあります。

もしラベルに、
水、グリセリン、エタノールと書いてあれば、
エタノールは3番目なので
100÷3=0.333、、
最大でも33%の量しか入っていないことになりますね。

エタノールが2番目でも50%以下なので

有効なアルコール消毒液は、必ずエタノール(アルコール)が
一番目に書かれている

ということがわかります。

時々「除菌、抗菌」と宣伝しながら
エタノールが成分表の最後の方に
チョロッと書いてある商品もあったりします。

そのようなものは使わずに、しっかり石けん手洗いをしましょう。

(続く)

病院での手洗いとアルコール消毒について(新型コロナ感染対策その2)

先日のブログ記事「新型コロナ感染対策その1」で

アルコールによる手指消毒よりも、
まず石けん手洗い
とお伝えしました。

厚生労働省ホームページにも載っていますし、

実際の病院でも、
とりわけ清潔操作が必要な手術室に入るときには、
入念に手洗いを行っています。

手術に臨むときに、
「アルコールで十分なんや」
と言って手に70%エタノールを吹き付けすり込んで済ませるような
医療従事者はいません。


今から25年前ぐらいに
普通の抗生物質が効かない
MRSAという
多剤耐性黄色ブドウ球菌が
院内感染、特に接触感染で問題になり始めた時期がありました。

それまでも、「一処置一手洗い」といって
患者さんの診察や処置をしたら手を洗うことが
院内感染対策の基本でしたが、
大人数の患者さんを診察して回る病棟回診の時に、
業務効率化のためにエタノールスプレーを持ち歩きだしたのが、
手洗いの代わりにやむを得ない場合はアルコール消毒でもよいことになったきっかけのように記憶しています。


皆さん、
アルコール消毒が一番ではありません。
石けん手洗いの代わりにやむを得ない場合はアルコール消毒でもよい
のですよ。

また、
アトピー性皮膚炎の患者さんでは、
アルコール消毒で皮膚がガサガサになって皮膚炎が悪化することがよくあります。

石けん手洗い、アルコール消毒、どちらも選べるのなら
しっかり石けんで手を洗うことにしましょう。


次回は、「その消毒、ホントに有効?」消毒についてお話しします。


プロフィール

ドクター松本

Author:ドクター松本
2009年9月、京都市左京区聖護院(平安神宮北側)に、内科・アレルギー科のクリニックを開院しました。高雄病院で10年間研鑽したアトピー治療のスキルを生かして、アレルギーの診療に日々奮闘中です。

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